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セキュアブートもTPM も不要!?【VirtualBox 6.1.28】アップデートでWindows 11対応したのでインストールしてみる。

VirtualBox が6.1.28 にアップデートされ、「Window11」がインストールできるようになったはずなのにインストールできない件について。

※迷走した様子がしばらく書かれていますので、
インストール方法だけでも見て頂ける方はこちらへ。

Window11 インストール手順

セキュアブートもTPM も不要!【VirtualBox】アップデートでWindows 11対応してたのでインストールしてみる。

バージョン「Window11」追加。

VirtualBox を開くと、アップデートの通知が来てたので、アップデートしてみる。

普段はすぐにアップデートしていませんが、
今回はWindow11 対応があるのではないかと思いアップデートしました。

うれしいことに「Window11」が対応バージョンに追加されていました。

VirtualBox は「ホスト型」の仮想化ソフトウェアなので、
実行したいOS をインストールする「土台」となるコンピューターは100%ソフトウェア上でエミュレートされているイメージです。
その為「Window11」のようなハードウェア要件が厳しいOS を入れるには、「土台」側の対応を待つしかなく、この時を待っていた訳です。

今回どのようにこの要件をクリアしているのか、詳細は不明ですがインストールしながら見ていきたいと思います。

ハードウェアが要件を満たしていないマシンでインストール。

先ずは、ハードウェア要件を満たしていない端末で試してみました。

インストールするのは「Window 11 Pro」の評価版です。

ホスト型のVirtualBox なので、要件とか無視してインストールできないかなと思っています。

ダメでした。

ハードウェア要件を(ほぼ)満たしているマシンでインストールしてみる。

次はほぼ要件を満たしている端末にインストールしてみます。
(CPUが第6世代なので、ややアウトではありますが。)

ハイパーバイザー型じゃないので正直ハードウェア要件は関係ない気もしていますが、
その辺りの仕組みに詳しい訳ではないので、とりあえずトライ。

実はハードウェア要件ありきの「Window11」設定という可能性もあるかなと思いました。
(CPU がダメな時点で結論は出ないんですけどね。)

Hyper-V で「Window11」がインストールできたマシンでなので期待値は高い。

参考:Windows 11 【製品版】を仮想マシン にインストールする。

VirtualBox をバージョンアップしたらHyper-V と共存できなくなった。
【Call to NEMR0InitVMPart2 failed】

VM を新規作成して起動するとエラーが出る。

仮想マシン“windows 11 6.1.28”のセッションを開けませんでした。

Call to NEMR0InitVMPart2 failed: VERR_NEM_INIT_FAILED (VERR_NEM_VM_CREATE_FAILED).

終了コード :E_FAIL (0x80004005)
コンポーネント:ConsoleWrap
インターフェース:IConsole {872da645-4a9b-1727-bee2-5585105b9eed}

ここで残念なお知らせです。
アップデートしたらHyper-V とVirtualBox の共存が出来なくなりました。

↓ エラーメッセージでググったら、これがコミュニティに上がっていました。

https://forums.virtualbox.org/viewtopic.php?f=6&t=104175&start=15

仕方ないので、Hyper-V を無効化します。

参考:Hyper-V を有効化すると、VirtualBox で、VM が起動しなくなる。

VirtualBox は起動できるようになりましたが、Window11 のインストールはできませんでした。

インストール要件的に見ても、「セキュアブート」と、「TPM 2.0」はクリアしています。

第6世代のCPU ですが、メディアからの新規インストールならCPU チェックはしないはずなので回避できるはず。

Hyper-V にはこの方法でインストールできたんだけどなあ。

エクステンションパックなどもインストールしてみました。

エクステンションパックをインストールするとBitlocker を有効にできるので、関係あるかなと思いました。

↓ エクステンションパックをインストール。

関係ありませんでした。orz

Window11 インストール手順

特殊なインストール方法があるのではないかと思い調べていくうちに、下記の動画を見つけました。

How to Install Windows 11 in VirtualBox

結論、この方法でWindow11 をインストールすることができました。

  1. Window11 インストールメディア(iso ファイル)からインストールを実行。
  2. 【SHIFT】+【 F10】 を押してコマンドプロンプトを呼び出し、レジストリエディタを開く。
  3. TPM とセキュアブートをスキップするレジストリを追加する。
  4. 通常通りにインストールができるようになる。

詳細は通常のインストールと違うところ」をご覧ください。

インストール中にレジストリエディタを呼び出し、値を追加しています。

Microsoft のドキュメントにもTPM とCPU チェックを飛ばすレジストリ値は公開されていますが、それとは異なるレジストリでした。

ネットで調べると、TPM 、セキュアブートの要件チェックをパスさせるためのレジストリのようです。

参考:Windows 11のTPM 2.0チェックをバイパスする方法

バイパスだから、実機からVM へバイパスするのかと思いましたが、
上記の記事やTPM をオフにしていてもWindow 11がインストールできたことを考えると、インストールチェックの過程をバイパスしてスルーしていると思われます。

インストールの冒頭でレジストリを追加したらあとは普通にインストールができるようになります。

インストールに使用した端末とVM について

インストールに使ったのは「Dell Precision M6700」です。

一応TPM チップは搭載していますが、有効にしてもTPM 1.2まで。
2.0へのアップグレードには対応していないモデルです。

TPM は無効な状態のままです。

BIOS でもON になっていません。

セキュアブートも無効です。

VirtualBox のVM設定は以下のような設定です。
タイプを「Window11」にしているだけで特に変更はありません。

仮想マシンの作成

(画像はエキスパートモードです。)

名前 適当に。
マシンフォルダ 適当に。
タイプ Microsoft Windows
バージョン Window 11(64-bit)
メモリサイズ 4GB 以上で適当に。
ハードディスク 仮想ハードディスクを作成する。

仮想ハードディスクの作成

ファイルの場所適当に。
ファイルサイズ80GB(デフォルト)以上。
ハードディスクの
ファイルタイプ
VDI(デフォルト)
物理ハードディスクにあるストレージ可変サイズ

VM を作成したら「設定 」を開き、
「ストレージ」にて、光学ドライブにインストールメディア(※)をセット。

※:インストールメディアの入手先

通常のインストールと違うところ

起動をクリックしてインストールしていきます。

この画面で【Shift】+【F10】を押してコマンドプロンプトを開きます。

コマンドプロンプトで「regedit」と入力してレジストリエディタを開きます。

「LabConfig」キーを作成します。

2つの値を作成します。

種類名前データ
DWORD 32bitBypassSecureBootCheck00000001
DWORD 32bitBypassTPMCheck00000001

レジストリエディタ、コマンドプロンプトを閉じ、引き続きインストールを続行します。

キタ。キタよ。

以降は普通のインストール作業です。

順調にインストールが進んでいます。

インストールできました。

まとめ

無事にVirtualBox にWindow 11 をインストールすることができましたが、レジストリを使って回避するのが本来のインストール方法なのかは悩みます。

この手順自体は6.1.28バージョンアップ前でも使用できます。

他にも、以前にこの方法でWindows 11のインストール方法を紹介している記事がありました。

(私も6.1.22 のバージョンで実際にインストールできました。)

ただし、エクステンションパックをインストールしないと一部の機能が動作しない様な事が書かれているので、この一部が動作する様にドライバが切り出されたのが今回のアップデートだったのか。

https://yoopply.com/jp/index.php/posts/come-installare-windows-11-su-virtualbox

(VirtualBox を動かしている)ハードウェアが完全にWindow 11のインストール要件を満たしていれば、普通にインストールできる説を検証ができないのが非常に残念です。

というわけで、8世代以降のCPU を載せたモデルが安くなったらまた検証したいと思います。

もしくは普通にインストールできた方、コメント頂ければ幸いです。

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