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「ランダムなハードウェアアドレスを使う」
MAC|物理|ハードウェア アドレスが変ってしまう設定について。

Windows の機能によって、Wifi 接続時のMAC アドレスが偽装されていることがあります。
(セキュリティの観点から、ユーザーを特定されないようにしています。)

MAC アドレス(こういうやつ → 「68-EC-C5-**-**-**」)が突然変わってしまう。の対処というか、無効化方法。

MAC|物理|ハードウェア アドレス(全部一緒) について。

ソフトウェアのライセンス認証にMAC アドレスを使っているソフトウェアでは、突然ライセンスが無効になったりします。

「ランダムなハードウェアアドレスを使う」
MAC|物理|ハードウェア アドレスが変ってしまう設定について。

MAC アドレス、物理アドレス、ハードウェアアドレスとは。

メモリに焼き付けられた一意な値

ネットワーク機器それぞれに割り当てられている、その個体を示す一意な値(ID)のことです。

MAC は「メディア・アクセス・コントロール(Media・Access・Control)」の略で、
主にネットワーク通信の時に「宛先」として使われている値なので「アドレス」、
つまり「MAC アドレス」になります。

MAC アドレスは、ネットワーク機器内のメモリ(ROM)に直接焼き付けられていることから、
「ハードウェアアドレス」とか「物理アドレス」とも呼ばれています。

メモリに直接焼き付けられているので、変更は当然不可能、
またその値は世界中で重複しないようにルール決めされているので、
任意の機器を特定するに非常に都合が良い値なわけです。

「パソコンのMAC アドレス」といっても実際はネットワークアダプタのID になるので、WiFi と有線LAN の両方ついているタイプですと2つMAC アドレスがあることになります。

USB などで取り付けるようなタイプのネットワーク機器もMAC アドレスを持っているので、
それらが取り付けてある場合はそのパソコンのMAC アドレスとして検出されます。

48ビットの値

MAC アドレス は48ビットの値(48ケタの2進数)を表してします。

4ビットずつを16進数に変換し、さらに2ケタずつハイフンで区切ると、よく見る形のMAC アドレスになります。

実際に見た事はないのですが、「4ケタをコロンで区切る」というMACアドレスもあるらしいです。

図1: MACアドレス(48ビット)を2進数から16進数に変換して表記する仕組みの図。
図1: MACアドレス(48ビット)を2進数から16進数に変換して表記する仕組みの図。

また、値の前半(半分から前の24ビット)は「ベンダーコード」といってそのデバイスの製造元を表しています。

ベンダーコードをインターネットなどで検索すれば、どこのメーカーの製品なのかといった情報を得ることができます。

参考例:

図2: Google検索でベンダーコード「847beb」を調べてみる。
図2: Google検索でベンダーコード「847beb」を調べてみる。

図3: MACアドレス検索サイトで調べたら、ベンダーは「Dell Inc.」と判明。
図3: MACアドレス検索サイトで調べたら、ベンダーは「Dell Inc.」と判明。

MAC アドレスがランダムに変わる設定

MAC アドレスはメモリに直接焼き付けられているので「本来は変わるはずのない値」ですが、
セキュリティの観点からこの値をランダムなものにして個体を追跡されにくくする機能が追加されました。

図4: Wi-Fi設定の「ランダムなハードウェア アドレスを使う」がオンになっている状態。
図4: Wi-Fi設定の「ランダムなハードウェア アドレスを使う」がオンになっている状態。

参考:ランダム ハードウェア アドレスを使う理由

「ランダムなハードウェアアドレス」の効果

この機能をオンにしておくと、ネットワークを切り替えたときにMAC アドレスが変更されます。

現在の物理アドレスを確認。

図5: コマンドプロンプトで確認した、変更前の物理アドレス。
図5: コマンドプロンプトで確認した、変更前の物理アドレス。

ネットワークを変更。

図6: 接続先のWi-Fiネットワークを切り替える。
図6: 接続先のWi-Fiネットワークを切り替える。

物理アドレスが変わった。

図7: ネットワークを切り替えたら、物理アドレスが変わっていた。
図7: ネットワークを切り替えたら、物理アドレスが変わっていた。

発行されたMAC アドレスはベンダーも不明な怪しいアドレス^^。

設定方法

「ランダムなハードウェア アドレス」の設定で、機能をオン、オフできます。

Windows 10

(Windows ロゴマーク)> 設定 をクリック。

図8: スタートボタンから「設定」を開く。
図8: スタートボタンから「設定」を開く。

ネットワークとインターネット をクリック。

図9: 「ネットワークとインターネット」を選択。
図9: 「ネットワークとインターネット」を選択。

WiFi をクリック。

→ ランダムなハードウェア アドレスの設定が確認できます。

図10: Wi-Fi設定ページの「ランダムなハードウェア アドレス」の項目。
図10: Wi-Fi設定ページの「ランダムなハードウェア アドレス」の項目。

検索するとショートカットできます。

検索欄にて「ランダムな・・・」を検索するとショートカットが出てきます。

図11: 検索欄に「ランダム」と入力すると、設定へのショートカットが出てくる。
図11: 検索欄に「ランダム」と入力すると、設定へのショートカットが出てくる。
Windows 11

MS ドキュメントページを参照してください。

Windows でランダム ハードウェア アドレスを使用する方法

注意:ネットワーク毎に個別の設定があります。

ネットワークごとに個別の設定を持っていますので、ランダムなハードウェアアドレスを「オフ」にしているつもりでも個別で「オン」になっている可能があります。

図12: ネットワークごとの個別設定。このネットワークだけ「オン」になっていた。
図12: ネットワークごとの個別設定。このネットワークだけ「オン」になっていた。

設定項目がない場合もあります。

ネットワークアダプタによっては、「ランダムなハードウェアアドレス」の設定項目がない場合もあります。

デバイス側でその機能に対応している必要があるんでしょうね。

図13: こちらのアダプタには「ランダムなハードウェア アドレス」の設定項目が見当たらない。
図13: こちらのアダプタには「ランダムなハードウェア アドレス」の設定項目が見当たらない。

以上です。

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「「ランダムなハードウェアアドレスを使う」
MAC|物理|ハードウェア アドレスが変ってしまう設定について。」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 「プレフィックス 長」って後ろにつけるのに、何で「プレ(前)」フィックスなの?IP アドレスを勉強して分かった事。 - .zapping

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