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[AWS] 「Amazon Linux 2」でMATE(GUI) を日本語化する。

[AWS] 「Amazon Linux 2」で
MATE(GUI) を日本語化する。

Amazon Linux 2 にGUI 接続できたので、今度はGUI を「日本語化」したいと思います。

MATE 日本語化

日本語化の手順については、こちらのサイトを参考にさせて頂きました。

Amazon Linux 2 でGUIを有効化する

ターミナル起動

先ずは ターミナル を呼び出します。

Applications >System Tools >Mate Terminal

日本語入力機能のインストール

下記のコマンドを実行。
Linux で日本語を扱えるようにします。

sudo yum install ibus-kkc

「ibus」 はインプットメソットで、
「-kkc」をつけると、日本語を入力するためインプットメソットがインストールされます。

この作業で日本語入力用の機能がインストールされるという事ですね。

■ 参考になりました。
・IBus(Arch Linux)
・日本語を使った読み書きの方法(gentoo linux)

インストールしていいか聞かれるので、Y (イエス)です。

コンプリート。

日本語フォントのインストール

続けて日本語のフォントのインストール。
これも下記のコマンドを実行します。

sudo yum install google-noto-sans-japanese-fonts

yum はフォントのインストールもOK なのだそうです。

CentOSでもWindowsでも使える! 日本語フォント(ゴシック編)

ちなみに google-noto-sans の「noto」というは、「No More ”To-Fu”」の略で、
フォントが豆腐 →「□□□」にならないようにという意図が込められているのだとか。
洒落てて素敵なネーミングですよね。

Y を入力して、インストールを続行。

コンプリートの図。

環境変数の設定

~/.bashrc ファイルを編集します。(設定値をコピペ)
※「bashrc」はLinux にログインする時に読み込まれる、バッチみたいなもの。
 ~/ は自分のホームを指します。

vi エディタを使用して編集します。
下記を入力すると、vi エディタで「.bashrc」が開きます。

vi ~/.bashrc 

ファイルが開いたところ。

vi エディターについて。

個人的にですが、独特な仕様だと思ったのでざっくりと説明します。

  • 最初はファイルの内容を見るだけのモードで、キーボード「i」を入力するとインサートモードになり、ファイルの編集ができるようになります。(※Esc キーで戻ります。)
  • 見るだけモード中に「:」を入力すると、コマンド受付モードになります。
  • 入力位置に関してはマウスによる操作はできません。「↑・↓・←・→」キーで移動します。
  • ・マウス・右クリックメニュー >「コピー・貼り付け」に関してはマウス操作で行えます。

【図解】vi エディタ使い方まとめ。

コピペする手順。

「export」は環境変数を表示する、設定するコマンドですので、
~/.bashrc に書いておけばログイン時に環境変数も設定するという流れになります。

最後の一文はちょっと違いますが、調べたところではいい感じでibus を起動させる為のものでした。

export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
ibus-daemon -drx
  1. 上記の4行をクリップボードにコピーします。
    (選択して「マウス右クリック >コピー」とか。)
  2. クリップボードに上記の4行をコピーした状態で「i」を押して編集モードに入ります。
  3. 矢印キーでプロンプトを適当そう位置まで下げて、コピーした4行をペーストします。
  4. Esc を押して編集モードを抜けます。
  5. キーボード「:」を入力して今度はコマンド入力モードに入ります。
    ※ターミナルの画面一番下の行がコマンド受付状態になってます。
  6. 「wq」(上書き保存してエディタを終了)を入力してEnter キーを押します。

間違えて最初からやり直したい場合はEsc を連打した後で「:」をクリックしてコマンド入力モードに入り「q!」(強制的に終了)を入力してEnter して下さい。

コピペしたら、Esc キーを押して、インサートモードを抜け、「:wq」を入力してEnter。元の画面に戻ったら編集完了です。

「:」を入力した時点で、画面の一番下がライン入力受付状態になります。

ロケールを設定

コマンドの感じからして、地域関連の設定値を編集していますね。

以下の様に、3つ、コマンドを実行します。レスポンスは地味です^^。

sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8
sudo localectl set-keymap jp106
sudo localectl set-keymap jp-OADG109A

再起動

システムを再起動します。

System >Shut Down >Restart

うまく再起動しない場合は、 SSH 接続して、以下のコマンドを実行してください。

sudo reboot now

再起動後、日本語になっていることを確認。

以上です。

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「[AWS] 「Amazon Linux 2」でMATE(GUI) を日本語化する。」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: Amazon Linux 2 を、ローカル環境に構築する。【Virtual Box】 – .zapping

  2. ピンバック: 「Amazon Linux 2」で時刻(タイムゾーン)と言語を日本に設定 - 協栄情報ブログ

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