- OpenGL のバージョン問題で「Failed to create OpenGL context format」が出る時の対応方法です。
- 具体的には、「install a driver providing OpenGL 2.0」について対応しています。
Failed to create OpenGL context format の対処方法。
Contents
状況
はじまり
右クリックメニューの中に「AMD Redion Software」がないことに気付いたので、FirePro のドライバーを更新しようとしています。

AMD のサイトから、自動でアップデートしてくれるツールがあるのでダウンロードしてインストール。
https://www.amd.com/en/support

radeon-software-adrenalin-2020-21.9.1-minimalsetup-210910_web.exe を入手。
しかし、インストールが完了して、ユーティリティが開く前にエラーで落ちてしまうので、機種を指定してダウンロードすることにしました。



win10-radeon-pro-software-enterprise-21.Q2.1.exe を入手してインストール。

しかし、また今度も同様のエラーが発生しました。

Failed to create OpenGL context format

エラーメッセージの後半を読んでいくと、どうやらOpenGL のバージョンに問題があるようです。
OpenGL 2.0 かそれ以上のドライバをインストールするか、
できないのなら「ANGLE Open GL ES 2.0 emulation libraries 」を導入するように言われています。
install a driver providing OpenGL 2.0 or higher or if this is not possible, make sure the ANGLE Open GL ES 2.0 emulation libraries (libEGL.dll, libGLEv2.dll and d3dcompiler_*.dll)are available in the application executable’s directory or in a location listed in PATH.
「ANGLE Open GL ES 2.0 emulation libraries 」 を入手しようと思ったが、
Git からダウンロードしてコンパイルする。的な感じで、めちゃめちゃハードルが高い。
コンパイル済みらしきものも見つけたが、ちょっと怖い。。。
解決策
OpenCL とOpenGL の互換機能パック をインストール
なんか、マイクロソフト・ストアにそれっぽいライブラリがないかなーと検索したところ、
それっぽいものを見つけました。


このパッケージでは、OpenCL バージョン1.2 以前と、OpenGL バージョン3.3 以前を使用しているアプリがサポートされています。
OpenGL 2.0 なら楽勝じゃないか。
早速インストールしてから「 win10-radeon-pro-software-enterprise-21.Q2.1.exe」を実行。
エラー回避できました。

以上です。