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DELL 【PowerEdge T330】サーバー リモート管理ツール「iDRAC(アイドラック)」を使ってみる。

DELL サーバー リモート管理ツール「iDRAC(アイドラック)」を使ってみる。

  • iDRAC とは「integrated Dell Remote Access Controller」の略称で、DELL のサーバーについてるサーバー管理用のボードです。ボードにはLAN ポートが付いていて、接続はLAN ケーブルを繋ぐだけ。
  • 電源が落ちてても接続できて、GUI から電源オンとかもできるので、Wake On Lan とか設定しなくても、最初からできちゃいます。
  • iDRAC はOS に依存しないので、サーバーがハングしたときでも再起動などの手段を講じることができます。
  • 仮想コンソール最強。セットアップにモニターいらないという。
  • ポートが足りない場合は、ネットワークカードを介しての接続もできるようです。確かにそれっぽい設定があります。
  • ドライバをインストールする必要もないし、なんならOS のインストールも出来るらしい。
  • ハードの健康状態なんかも確認できる。
  • 使わない手はない。

接続

フロントベゼルからIP を設定し、iDRAC のポートにLAN ケーブルを挿すだけで使用可能に。
そもそもOS に依存しないからドライバーとか要らない。

IP アドレスを設定する。

フロントベゼルを操作して、任意のIP アドレスを割り当ててから、ブラウザから接続します。

多分、古いバージョンなのでhttp 接続なんだと思われ。

図1: iDRACのログイン画面。「IDRAC-8QTN7K2 | PowerEdge T330」のログインダイアログで、ユーザー名・パスワード・ドメインの入力欄と「送信」ボタンが表示されている
図1: iDRACのログイン画面。「IDRAC-8QTN7K2 | PowerEdge T330」のログインダイアログで、ユーザー名・パスワード・ドメインの入力欄と「送信」ボタンが表示されている

ログインすると、サーバーのいろいろな操作ができる。
電源のオンオフもできる。
バーチャルコンソールがあって、BIOS 画面も操作できる。
フロントベゼルからIP 設定ができるなら、最初からモニター無しで全部出来てしまうのではなかろうか。

図2: ログイン後のiDRAC「システム概要」画面。サーバーの正常性(バッテリ、電圧、イントルージョンなど)と、仮想コンソールプレビューに「No Signal」と表示されたエリアが並んでいる
図2: ログイン後のiDRAC「システム概要」画面。サーバーの正常性(バッテリ、電圧、イントルージョンなど)と、仮想コンソールプレビューに「No Signal」と表示されたエリアが並んでいる

補足

Internet Explorer モードで再読み込みする

(注)私のは古いバージョンのiDRAC なので、一部の機能(仮想コンソール)の動作が「IE」前提の様です。
今のところはMS Edge の「IE モード」で読み込み直して使えてます。

そのほかの機能はそのままChrome でも使えてます。

図3: Edgeの「…」メニューを開いた状態。「Internet Explorer モードで再読み込みみる」の項目がオレンジ色の丸と矢印で示されている
図3: Edgeの「…」メニューを開いた状態。「Internet Explorer モードで再読み込みみる」の項目がオレンジ色の丸と矢印で示されている
「Internet Explorer モード」のアイコン表示設定がない場合

バージョンアップの影響か?IE モードのアイコン設定自体が見当たらない。

「Internet Explorer モードページ」に自動的にIE モードで開くページとして追加しておけば。。。

図8-1: Edge設定画面「Internet Explorerの互換性」。「Internet Explorer モードページ」に登録済みのページが1件表示されている
図8-1: Edge設定画面「Internet Explorerの互換性」。「Internet Explorer モードページ」に登録済みのページが1件表示されている
図8-2: 「ページの追加」ダイアログ。URL欄にiDRACのアドレスを入力し、「追加」ボタンを押す直前の状態
図8-2: 「ページの追加」ダイアログ。URL欄にiDRACのアドレスを入力し、「追加」ボタンを押す直前の状態

開けた。

図8-3: IEモードで開いたiDRACログインページのタブ。アドレスバーのInternet Explorerモードアイコン(青い「e」マーク)をオレンジの矢印で示している
図8-3: IEモードで開いたiDRACログインページのタブ。アドレスバーのInternet Explorerモードアイコン(青い「e」マーク)をオレンジの矢印で示している

iDRAC Virtual NIC USB Device (USB 管理ポート)

ipconfig の画面。iDRAC が以前はネットワークカードとして出てきていたけど(ドライバをいろいろ入れたり、BIOS 設定してたからかも?)BIOS 設定リセットして、再セットアップ(ほとんど初期値)したら出てこなくなった。

このIP にはつながらなかった。

図9: 「管理者: Windows PowerShell」で「ipconfig /all」を実行した結果。「iDRAC Virtual NIC USB Device」のIPv4アドレス「169.254.0.2(優先)」の行が手書きの矢印と「つかって」というメモで示されている
図9: 「管理者: Windows PowerShell」で「ipconfig /all」を実行した結果。「iDRAC Virtual NIC USB Device」のIPv4アドレス「169.254.0.2(優先)」の行が手書きの矢印と「つかって」というメモで示されている

これは、USB 管理ポートらしい。
USB 経由で接続するときに使うみたいです。USB のネットワークアダプタを挿してつなぐ?USB 同士でつなげるケーブルは見たことないし。

OS をインストールするときに、ライフサイクルコントローラーを使ってインスト―ルすると出てくる。のは発見した。
そのほかの設定方法もまだあると思う。BIOS は関係なさそうでした。

図10: iDRACの「USB 管理ポートの設定」画面。USB管理ポートモードが「自動」、iDRAC管理対象のUSB XML設定などが表示され、手順欄にiDRAC管理用IP「169.254.0.3」の説明がある
図10: iDRACの「USB 管理ポートの設定」画面。USB管理ポートモードが「自動」、iDRAC管理対象のUSB XML設定などが表示され、手順欄にiDRAC管理用IP「169.254.0.3」の説明がある
vFLASH

専用のメモリーカードかと思ったけど、とりあえず手元のSD カードを挿したら「Active」になった。
使えそうな雰囲気です。

図11: iDRACの「リムーバブルフラッシュメディア」画面。「内部SDモジュール状態」の一覧に、場所「vFlash」、オンライン状態「Active」が表示されている
図11: iDRACの「リムーバブルフラッシュメディア」画面。「内部SDモジュール状態」の一覧に、場所「vFlash」、オンライン状態「Active」が表示されている

初期化してみよう!

図12: iDRACの「SD カードのプロパティ」画面。名前「vFlash SD Card」、サイズ「32GB」、空き容量欄に「RAC0121:SDカードは初期化されていません。」、「初期化」ボタンが表示されている
図12: iDRACの「SD カードのプロパティ」画面。名前「vFlash SD Card」、サイズ「32GB」、空き容量欄に「RAC0121:SDカードは初期化されていません。」、「初期化」ボタンが表示されている

初期化失敗。やっぱり普通のSD カードじゃダメなのか。。。

図13: 「システムアラート」ダイアログ。「RAC0129:SD カードの初期化中にエラーが発生しました。」というエラーメッセージとOKボタンが表示されている
図13: 「システムアラート」ダイアログ。「RAC0129:SD カードの初期化中にエラーが発生しました。」というエラーメッセージとOKボタンが表示されている

この状態では、、、使えなさそうだな。

図14: iDRACの「ハードウェアインベントリ」画面。「vFlash Card」の詳細情報として、AvailableSize「0 MB」、HealthStatus「Critical」、InitializedState「Uninitialized」などが一覧表示されている
図14: iDRACの「ハードウェアインベントリ」画面。「vFlash Card」の詳細情報として、AvailableSize「0 MB」、HealthStatus「Critical」、InitializedState「Uninitialized」などが一覧表示されている

仮想コンソールを実行

iDRAC 設定ができたので、仮想コンソールを使用してみる。

コンソールの設定はこんな感じ。
何も触ってないです。

図15: iDRACの「仮想コンソール」設定画面。有効、最大セッション数「6」、リモートプレゼンスポート「5900」、プラグインの種類「ネイティブ」など、初期設定のまま並んでいる
図15: iDRACの「仮想コンソール」設定画面。有効、最大セッション数「6」、リモートプレゼンスポート「5900」、プラグインの種類「ネイティブ」など、初期設定のまま並んでいる

「起動」のリンクをクリック。

図16: iDRACの「システム概要」画面。「仮想コンソールプレビュー」に「No Signal」と表示され、右側に「設定」「更新」「起動」のリンクが並んでいる
図16: iDRACの「システム概要」画面。「仮想コンソールプレビュー」に「No Signal」と表示され、右側に「設定」「更新」「起動」のリンクが並んでいる

IE モードで実行すると、少し進展した。

図19: Internet ExplorerモードでactiveXViewer.espのURLを開いた画面。「この Web サイトは 'Dell Inc.' からのアドオン 'Dell Inc.' をインストールしようとしています」という通知バーと「インストール」ボタンが表示されている
図19: Internet ExplorerモードでactiveXViewer.espのURLを開いた画面。「この Web サイトは ‘Dell Inc.’ からのアドオン ‘Dell Inc.’ をインストールしようとしています」という通知バーと「インストール」ボタンが表示されている

図20: 「Internet Explorer セキュリティ」ダイアログ。「…AvctViewerClient32.exe」(発行元 Dell Inc.)を実行しようとする際の警告で、「許可する」「許可しない」ボタンが表示されている
図20: 「Internet Explorer セキュリティ」ダイアログ。「…AvctViewerClient32.exe」(発行元 Dell Inc.)を実行しようとする際の警告で、「許可する」「許可しない」ボタンが表示されている

図21: 「警告 - セキュリティ」ダイアログ。「192.168.3.211への接続は信頼できません。理由:信頼された証明書が見つかりません」というself signed certificateの警告と、証明書の発行者情報(コモンネーム「idrac-8QTN7K2」、組織名「Dell Inc.」)、「実行」「キャンセル」ボタンが表示されている
図21: 「警告 – セキュリティ」ダイアログ。「192.168.3.211への接続は信頼できません。理由:信頼された証明書が見つかりません」というself signed certificateの警告と、証明書の発行者情報(コモンネーム「idrac-8QTN7K2」、組織名「Dell Inc.」)、「実行」「キャンセル」ボタンが表示されている

来た

図22: 起動した仮想コンソールウィンドウ。タイトルバーに「idrac-8QTN7K2, PowerEdge T330, ユーザー:root」と表示され、画面には「信号なし」の黒い画面が表示されている
図22: 起動した仮想コンソールウィンドウ。タイトルバーに「idrac-8QTN7K2, PowerEdge T330, ユーザー:root」と表示され、画面には「信号なし」の黒い画面が表示されている

電源入れてみる。
起動画面が表示された!

図23: 仮想コンソール画面。「PowerEdge T330」「BIOS Version: 2.20.0」の起動画面で、「Loading BIOS Drivers」のプログレスバーが表示されている
図23: 仮想コンソール画面。「PowerEdge T330」「BIOS Version: 2.20.0」の起動画面で、「Loading BIOS Drivers」のプログレスバーが表示されている

図24: 仮想コンソール画面。「Initializing Serial ATA devices...」「Broadcom NetXtreme Ethernet Boot Agent」「PowerEdge Expandable RAID Controller BIOS」に続き、「1 Virtual Drive(s) found on the host adapter.」が表示されている
図24: 仮想コンソール画面。「Initializing Serial ATA devices…」「Broadcom NetXtreme Ethernet Boot Agent」「PowerEdge Expandable RAID Controller BIOS」に続き、「1 Virtual Drive(s) found on the host adapter.」が表示されている

BIOS も設定できる。
RAIDO 構成の追加もここからできる。

図25: 仮想コンソール画面。「System Setup」の「System Setup Main Menu」で、「System BIOS」「iDRAC Settings」「Device Settings」の項目が並び、下部にService Tag「8QTN7K2」が表示されている
図25: 仮想コンソール画面。「System Setup」の「System Setup Main Menu」で、「System BIOS」「iDRAC Settings」「Device Settings」の項目が並び、下部にService Tag「8QTN7K2」が表示されている

OS が起動した。
「Ctrl + Alt + Del」はメニューのマクロの中に用意されている。

図26: 仮想コンソール画面。「サインインするには Ctrl + Alt + Del キーを押してください。」という画面で、メニューバーの「マクロ」が手書きの丸と矢印で示されている
図26: 仮想コンソール画面。「サインインするには Ctrl + Alt + Del キーを押してください。」という画面で、メニューバーの「マクロ」が手書きの丸と矢印で示されている
図27: 仮想コンソール画面。Windowsのロック画面に時刻「0:59」、日付「5月23日 木曜日」が表示されている
図27: 仮想コンソール画面。Windowsのロック画面に時刻「0:59」、日付「5月23日 木曜日」が表示されている

ちゃんと起動した。
iDRAC ってこんなに便利なの、、、

若干の遅延はあるけど、管理するだけなら全然問題ないレベル。
ていうか、BIOS まで操作出来て、マクロとかのツールもVM のそれっぽくて、、、感動です。

キーボード入力や、マウス操作もキャプチャされています。

図28: 仮想コンソール画面。デスクトップに「サーバー マネージャー」の「ダッシュボード」が開き、ローカルサーバーの構成やロールとサーバーグループの状況が表示されている
図28: 仮想コンソール画面。デスクトップに「サーバー マネージャー」の「ダッシュボード」が開き、ローカルサーバーの構成やロールとサーバーグループの状況が表示されている

VPN 環境を作れば、外出先からでも管理できそう。
スマホからIE モードは無理っぽいから、RDP アプリから操作する感じになると思います。
でも、リモート環境だと、仮想コンソールは動いても、画面操作がちゃんとできるか不安ですね。
→ 動いた。大丈夫そうです。

まとめ

iDRAC 最高。

サーバー用にモニターとかマウスとかキーボードとか用意しなくていい。
サーバー用のテーブルとか、机とか要らない。

大体のことはリモート接続してできるけど、電源のオンオフと、BIOS 設定の画面とかはリモートでは無理なので、これができるとかなりうれしい。

OS のインストールも本体だけでできるし、サーバー触るのにマウスとかキーボードとか特にディスプレイを用意しなくてもいいって素晴らしい。こんなに楽なの!って思いました。

参考リンク

PowerEdgeで簡単システム管理 ~iDRAC編~ はじめの一歩

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