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CATIA、MCHelix インストールメモ、環境設定引き継ぎ

中の人ではないので、参考程度に。

CATIA、MCHelix インストールメモ、環境設定引き継ぎ

「Administrator」でインストールするのが、手順書のおすすめ。

インストールフォルダ

デフォルトで進めても問題ないと思う。
本体のインストール先はデフォルトで「C:\Program Files\Dassault Systemes\B**」

環境ディレクトリがデフォルトで「C:\ProgramData\DassaultSystemes\CATEnv」
分ける必要性も感じないので、本体と同列のDassault Systemes フォルダにまとめてもいいと思う。
インストーラーでは、「DassaultSystemes」で、スペースが間に入ってないのでパスの編集時には注意する。

DSLS は「C:\Program Files\Dassault Systemes\DS License Server」にインストールされる。
デフォルトでは、本体と同じDassault Systemes にインストールされる。

また余談ですが、DSLS はVM のMAC アドレスが指定されるとインストールエラーになります。

DSLS インストール時に設定されるファイアウォールの規則。

HIX はCATIA 本体のインストール先が自動で指定される。変更不可。
インストール後は再起動を求められる。

“Dassault Systemes\B31\win_b64\reffiles\HELIX\Helix.xml” に設定情報が入っている様子。

MCHelix

統合インストーラーを使うと、オプションとかも一度にインストール出来てすごく便利。

インストール内容はちゃんと展開して確認した方がいいと思う。

CATIA をインストールしたPC にMCHelix をインストールしようとすると、CATIA 本体の中にインストールしようとするので、「導入オプションを変更」ボタンをクリックしてインストール先を変更する。(HIX の影響かも?)

C:\mchelix に変更。した方がいいと思う。

環境設定について

CATIA

環境ディレクトリCATEnv には、「CATIA_P1.V5-6R2021.B**.txt」が生成されていて、「環境エディター」で設定した値が保存されている。
「%APPDATA%\DassaultSystemes\CATEnv」フォルダも「ユーザー環境」として作成されているが、中身は空になっている。ここにCATIA_P1.V5-6R2021.B**.txt ファイルが保存されていると、優先されるのかも。

「CATUserSettingPath」に「CATSettings」というフォルダへのパスが指定されていて、ここにCATIA の設定用ファイルが保存されると思われる。

デフォルト値が「CSIDL_APPDATA\DassaultSystemes\CATSettings」になっていて、ユーザーのRoaming フォルダ内に作成される設定になっている。

旧バージョンからCATIA の設定を引き継ぐ、またはPC を更新するときに移植する場合は、このCATSettings フォルダを任意の場所にコピーして、「CATUserSettingPath」で指定する。

起動時に取得するライセンスの指定も、CATSettings フォルダのコピーで反映される。

MCHelix(MicorCADAM)

システム区画に指定した位置に作成される、MCADAM を前の環境からコピーし、同じ場所に配置する。
プリンターの設定とか、印刷設定も含まれる(はず)。
MCADAM には、設定以外のファイル以外にも長い名前のキャッシュファイルっぽいものもあるので、その辺りは割愛してもいいと思う。(結構重たいから)

システム区画

外字については以前環境から「VF」フォルダをコピーして同じ場所に配置する。

MCHelix(MCADAM)プリンター設定の覚書

印刷設定は「MCADAM\MCVOD.TBL」ファイルで一覧できる。

MCVOD.TBL
************************************************************************
*                                                                      *
*        Virtual Output Device Table                                   *
*                                                                      *
************************************************************************

*----------------------------------[ Pen Plotter                       ]


DEV = Plotter4                              * Pen Plotter No. 4
    PRM = C:\MCADAM\PENPLT4.PRM
    CLS = PEN
    COM = "sample_ploter"

上記は、Plotterの設定4が、”sample_ploter”という設定名であり、
「C:\MCADAM\PENPLT4.PRM」のペンテーブル(※)が関連されていることを示している。
(※PENPLT4.PRM の中身を見れば、何を定義しているか、なんとなくわかる。)

PENPLTn.PRMには、対になるMCRPDn.SYS ファイルがある。 
(例:PENPLT4.PRMには、MCRPD4.SYS ファイルが対で定義されている。)

対になる.SYS には、使用するプリンターの情報が入っている。

MCRPDn.SYS
47行目
------------------------------------------
RPOPT=4;sample_ploter
------------------------------------------

「sample_ploter」がWindows OS で認識しているプリンター名になる。
これに合わせてWindows OS 上のプリンター名も変更する。

クライアント側のライセンスサーバー指定方法

どこのPC にライセンスを見に行くかを指定する。

「C:\ProgramData\DassaultSystemes」フォルダ内に「Licenses」フォルダを作成し、「DSLicSrv.txt」を作成する。

作成したテキストを開き、下記のフォーマットでサーバーを指定する。

PC 名:ライセンスポート番号

(例)localhost:4085

ライセンスポート番号はこれ。

サービスパックとHotfix

サービスパックは、今までのHotfix の累積。
Hotfix をあてるには、サービスパック をコミットする必要がある。
コミットすると、ロールバックが出来なくなる。

サービスパックインストール

“V5-6R2021.SP5.SPK.win_b64.1-1\SPK.win_b64\1\WIN64\StartSPK.exe”

ホットフィックスインストール

“HOTFIX44_R31SP5\CDROM\B31.5.44.win_b64\1\WIN64\StartHFX.exe”

そのほかの設定値

デフォルトのOrbix 構成

インストール時に設定される、Orbrix 向けのファイアウォール規則。

何らかのサーバータイムアウト
通信ポート予約のデフォルト値

以上。

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